ベチバーの水蒸気蒸留会
ベチバーの水蒸気蒸留会がいつもお世話になっている
植物のスペシャリストの方のお宅で開催されました。
今回はスペシャルゲストとしてマダガスカルの専門家の方が
お見えになられました。
なにを隠そう、この方がマダガスカルからベチバーを輸入されたのです…
スゴイ!!
ベチバーのエッセンシャルオイル(精油)を採る場合は、事前にこの根っこを
水に浸けておく必要があるそうです。
実際には水に浸けたものを細かく刻んで水蒸気蒸留するらしいのですが、
どれくらい刻んだらいいものか…刻みすぎると蒸留器の受け皿の網目から落ちてしまう…
ということで、大きめにカット。
今回は「リカシツ」というメーカーさんの家庭用蒸留器を使用しました。
家庭用ということで、冷却装置がコイル状では無い&水を循環させて冷却させるのではなく
氷で冷やす。という仕組みでした。
販売されているベチバーは蒸留時間が16~32時間くらいだそうです。
それくらいベチバーは採油しにくい植物だそうです。
今回は2時間ちょっとの蒸留時間だったので…当然エッセンシャルオイルは望めず…
でも、芳香蒸留水はしっかり採れました!
ああ、いい香り…もうここで寝たい…
というような土の香り…
ベチバーの根を束にしたものを置いていると蚊が出ない話や、輸入する際のご苦労など
色んな興味深いお話を伺いました。
そしてふと見ると…冷却装置の一番端っこのところに…これは!!
うっすら曇っているのがエッセンシャルオイルか!!??
と、一同大興奮!!
本当に、なかなか採れないのねー!という良い学びになりました☆
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